四十肩・五十肩について詳しく見る

四十肩・五十肩の原因とは?

中高年から増えてくる四十肩・五十肩。正式には肩関節周囲炎といいます。

明確な原因は不明とされ、40代〜60代に増えてきますが、20代でも発症することがあります。

知らず知らず筋肉のコリから痛みに変わっていき、痛みが強くなると動かしたくなくなり、動かさないでいることで肩が挙がらなくなっていきます。

猫背姿勢の場合、肩が内巻きになるだけではなく、肩甲骨の位置が悪くなり、肩の動きに制限がかかり、筋肉はどんどん硬くなる為、四十肩・五十肩になるリスクが高くなると言われています。

 

四十肩・五十肩の経過

五十肩の症状は発症から約2週間の急性期、その後半年間の慢性期を経て回復期という経過を辿ります。

●急性期

急性期には運動時の痛みに加えて安静時の痛みや夜間の痛みが出現し、徐々に関節が拘縮していき肩の動きが制限されます。

●慢性期

慢性期には徐々に痛みが軽減して、日常生活でも肩をかばう必要がなくなりますが、動きの制限は残ることが多いです。

●回復期

回復期には動きに制限がまだ残るものの、痛みが少ないために大きな自覚症状はなくなり 徐々に肩の動きが回復していきます。

四十肩・五十肩を施術しないとどうなるのか?

急性期のじっとしていても痛い時期は安静にすることが最優先となります。逆に慢性期回復期ではしっかりと動かせるように可能な限り関節を動かしていく必要があります。

痛いからといって動かさないでいると余計に動かなくなる可能性があるからです。

さらに治るまでに1年は必要とされる四十肩・五十肩も筋肉の硬さを残すと数年間に渡って痛みが続き治らなくなることもあります。

四十肩・五十肩を治す為の施術方法とは?

五十肩は現状の状態によって施術方法が変わります。

急性期には安静の為に固定や痛みを抑える手技療法を行います。

慢性期回復期には肩甲骨の動きを改善するために手技療法鍼灸治療、可動域拡大治療を行います。

さらに、肩関節のインナーマッスルを刺激し、肩甲骨が理想の位置に戻るように猫背の矯正をして、姿勢から根本的に四十肩・五十肩を治療していきます。